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防音と吸音と遮音の違い


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防音と吸音と遮音の違い [防音の知識]

一般に防音対策と言うと遮音吸音の両方を考える必要があります。

防音吸音遮音、似ていますが、意味は違いなります。簡単に言うと、音の透過を防ぐのが遮音、音の反射を防ぐのが吸音、遮音と吸音を合わせて総合的に音を防ぐことが防音です。

遮音

家の外に漏れる音とか、マンションで隣の部屋に漏れる音を減らしたい、といった場合は「遮音」が必要です。遮音のためには重量のある素材が効果的です。音は低音ほど透過しやすい性質がありますので、低音域は遮音が難しくなります。面密度が重要になってきます。本格的に防音するためには鉛やコンクリートなどの重量のある素材を使わなければならないのでなかなか簡単にはできません。
面密度の高い素材で作った遮音シートや、鉛で作った鉛シートなどが販売されています。
遮音カーペットという厚手のカーペットも販売されていますが、これら製品の多くは衝撃を抑えることで音を抑えているものなので、音を減衰させているわけではありません。

吸音

吸音は主に室内での音の無駄な反射を防ぎ、快適な音環境を作るために行われます。四方を壁に囲まれた部屋の中では音は複雑に反射を繰り返します。これにより聞こえる音に濁ったりします。
吸音材は防音材とは異なり、スポンジのような素材が使われ、表面が立体的に加工され、音の反射を軽減できるようになっています。ロックウールグラスウールなどが代表的な素材です。

吸音材は50cm四方ほどの大きさで5000円~5万円ほどの価格であります。ただ壁前面に貼り付ければいいというわけでもなく、部屋内の音環境を確認しながら適切な場所に設置することが必要です。
吸音対策によって空間内で反射している音が減るので隣部屋に漏れる音も多少は減るかと思いますが、基本的には変わらないと考えるのが妥当です。




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